広辞苑では、リーダーとは指導者・先駆者と定義されています。
また、リーダーショップとは指導力・統率力が定義されています。
リーダーシップは先天的に生まれ持った「特性論」、決まった行動性があるとする「行動性論」、
カリスマ性がリーダーシップを生み出すとする「カリスマ論」など、様々な立場・理由で研究が行われています。
私たちは、「立場的リーダー」と能力的リーダーに分かれると考えています。
「立場的リーダー」とは地位や役職により権威づけられた人です。例えば、社長・部長・課長・店長などです。
逆に「能力的リーダー」とは地位や役職に関係なくリーダーシップを発揮する人材です。つまり言い換えるならば、
リーダーシップは決して社長や部長、カリスマ性のある人、だけのものではありません。営業職の新入社員が思うような結果が出ていないことがあったとしても、
早朝から出社してトレーニングに励んだり、何度断られても果敢にお客様に向かっていく姿勢を見せていたとしたなら、
先輩社員や上司にとって励みになったり、何とかして後輩に結果を出させてやりたいと協力的になり、チームの団結が進むかもしれません。
リーダーシップは立場的にリーダーの人間が発揮するものではありません。
誰もがリーダーシップを発揮することができるのです。
リーダーシップの定義を変えれば、組織が変わると私たちは信じています。