デザインは、私たちが思っている以上に身近にあふれており、意識して目を凝らしてみると、その重要性を感じ取ることができます。
例えばチラシにしてもホームページにしても、デザインを抜きにして、全て文章だけで相手に伝えようとしたらどうなってしまうでしょう?
まず誰も気に留めなくなりますよね。
デザインは私達の生活に密接にかかわっています。
このコラムでは、そんなデザインの重要性について深堀りいたしました。
デザインとアートの違いについては、以前のコラム記事にも書きましたので参考にされてみてください。
デザインの意義
デザインの意義は問題解決だと言われております。
例えば、セミナーやプレゼンテーションでは必ずと言ってよいほど資料やスライドが使われますよね。
これは、全て言葉だけで伝えようとするより、視覚に訴えかけた方が遥かに理解してもらいやすいからだと言えます。
「相手にもっと理解してもらうにはどうすればよいのか?」このような問題に対し、デザインの力が解決をもたらしてくれているのです。
デザインとは言い換えるなら「見た目を整える」とも言えます。
言葉や文章だけでは伝わらないことが、見た目の力を借りれば伝わることもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
メラビアンの法則
メラビアンの法則とは、人が圧倒的に視覚情報に頼っていることを示す心理学の法則です。
- 言語情報: 7%
- 聴覚情報: 38%
- 視覚情報: 55%
以上が、言語・聴覚・視覚において、人が頼りにしている部分の割合です。
見ての通り「見た目が超重要」ということを意味しております。
以上を踏まえた上、ビジネスに当てはめるなら、「デザインに力を入れない」=「顧客獲得のチャンスを逃している」に等しいと言っても過言ではありません。
- ホームページのデザインがもう少し良ければ興味を示してくれたかもしれない
- 平坦な文章だけでなく、もう少しデザインを整えていれば離脱率が下がったかもしれない
もし、自社のビジネスにおいて「デザインに不安がある・・・」そう思っている方は、今一度改善策を考えてみてはいかがでしょうか?
色が変わるだけでも相手の行動に変化が出る
ホームページのデザインに関して、見た目が相手の行動に影響を及ぼす興味深い例があります。
ボタンの色を変えるとCTR(クリック率)にも変化があらわれるという有名なテストです。
インターネットブラウザ界で大きなシェア率を誇る「Firefox」の運営「Mozilla」が実施したもので、「青・赤・緑・黄色」の4種類のボタンを比較したら「緑が一番クリックされた」という結果が出たのです。
画像引用元:Firefox is Green | Blog of Metrics
色だけでもこのような変化があらわれるので、形や書体も含めたデザインが総じて異なれば、相手に与える印象はもっと顕著に変動し、見た人への行動にも大きな影響を及ぼすでしょう。
まとめ
- メラビアンの法則でもわかるとおり、人は圧倒的に視覚情報に頼っている
- ボタンの色が変わるだけでも相手の行動に影響を及ぼす
このように、デザインが売上に直結するかもしれないことを考えると、とても疎かにはできませんよね。
是非、今一度ご自身のホームページやメディアなど、デザインをあらためてチェックしてみてはいかがでしょうか?
リーセンドではホームページ・LP・チラシなどのデザイン事業も展開しています。
気になった方は一度チェックされてみてください。